ラルタンについて

やる気はどんな場面で出る?

「褒めて伸ばす」教育が主流となってきていますが、当たり前ですが、いつでもどこでも褒めれば良いということではありません。さらに、薄っぺらい褒め言葉で勉強を継続できるほど、中学生は子どもではありません。場面を見極めながら褒めないと、現状を客観的に見ている子どもにとっては逆効果となってしまいます。
 
 勉強を継続するためにやる気(学習意欲)の維持は大切です。中学入学時・学期の始まり・定期テスト前や塾にこれから通おうという時に、やる気のない生徒はいないと思います。(少なくとも親に引かれてやってくる生徒は当塾にはいないので)その時々では、子どもたちのやる気はMAXであるはずです。
 
 しかし、気持ちはリセットできても、それまで積み重ねてきた知識量・学習に対する姿勢はリセットできません。だから授業中に問題が解けないとか、授業が今ひとつ理解できないなどの場面に日々遭遇します。その日々の些細な出来事によってやる気は削られ、時間の経過とともにどんどん減少してしまうのです。
 

 では、やる気を継続させるにはどうすればいいのでしょう。
 

 その答えは単純なことです。「学習内容が理解できたり、演習をしてマルが付く」という目に見えるスモールステップの成功体験の積み重ねでやる気は継続できます。問題演習をしている場面を見る機会がありましたら、是非そこで声掛け してあげてください。
 
 ただし、「マルがたくさんついてできるようになったね」「●●点なんてすごい」と結果だけを褒めるのではなく、「できるようになったのは、やるべきことをしっかりやっているからだね」と行動を褒めるようにしてください。そうしないと結果だけを求める子どもになってしまいます。結果が出ているうちは大丈夫ですが、周囲と比べて優位性が無くなってくると、学習意欲は急激に減退していきます。
 
 
 さて、やる気の継続のために塾として出来ることは何か。もちろん中間・期末テストで結果を出させることです。そこでの学習成果が次のへのエネルギーになります。ここでも、成績を褒めるのではなく、(定期テストは学力ではなく、どれだけ準備したかなので)行動を褒めていきます。ただ、定期テストで結果を出すまでにはある程度の時間が必要です。中位層の生徒さんが上位層に食い込むためには、その間の勉強は結構大変です。日々の言動の小さな変化を見逃さずに褒め、やる気を維持させていきます。
 
 
 ここまでは、やる気を継続させる要因を述べてきましたが、生徒たちの内側から湧き出るやる気の源について述べておきたいと思います。
 
 それは、学校での授業中の一場面にあります。
 
 「やる気の源」は、先生の質問に対して、挙手をして正答を答えられた時の感情の高ぶりではないでしょうか。特に、手を挙げる生徒が少ない中で、バッチリ答えられた時などは、アドレナリンが出まくって、頰が紅潮するぐらいの快感でしょう。上位層の生徒はその快感を小学生の頃から知っています。だから、勉強を継続できるのだと思います。
 
 しかし、授業中の理解度が半分程度であるとするならば、自信を持って挙手できる場面も少ないし、授業の半分は意味不明な言語を聞いているようないるような状態です。感情の高ぶりを体験する場面は少ないでしょう。
 
 だから、塾としては圧倒的な先取り授業を行い、知識の活用までできるようにした上で、学校の授業に臨ませます。自信を持って授業に参加できるようにしてあげることで感情の高ぶりも経験し、勉強に対する意識も成績も少しづつ変化していくことでしょう。

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