ラルタンについて

 現在塾に通っていて、塾のHPをご覧になっているということは、少なからず、今お通いの塾に不満や不安を抱いているからでしょう。
 それは生徒の目線で言えば「やっているのだけど成績が上がらない」であり、保護者の目線で言えば「一向に成績が上がらない」とか「塾以外(つまり家庭では)全く勉強しない」とか「塾の先生とそりが合わない」・・・など様々でしょうが、結局、《変わってほしいという想いで塾に入れたのに、お子さんに変化が見られない》ことに不満や不安を持っているのだと思います。
 その不満や不安の理由から解消するためのヒントを見つけていただけたらと思います。

 
 

成績が上がらない理由1

 
 成績が思うように上がらない場合、多くの生徒さんが「塾での指導」に問題があると考えますが、まずは自分自身をしっかり点検するべきでしょう。やるべきことを高い意識レベルで「しっかり」やっているか?です。
 
 成績を伸ばすためには、「勉強の量と質」を確保する必要があります。まずは「勉強量」です。人によって定着するまでの量が異なりますので、それが不足していることが考えられます。
 
 次に「勉強の質」です。教わったことを「自分の言葉で説明できる」レベルまで理解しているか?活用の仕方を覚えようとして問題演習しているか?その辺りを「やらなければならないからやる」レベルの意識でやっていると、学習量の割に効果は薄くなります。
 
 また「学校や塾では問題が解けるのですが、テストでは点が取れない」という生徒が時々います。教えている方としては当然なのですが、その生徒は問題のレベルを知る必要があります。
 
 授業中に解く問題は「教えたことがわかっているか」を問う「基礎問題」です。それができないということは、先生からすれば教えたことが伝わっていないということですから大問題です。
 
 それを活用して基本問題~応用問題までやらないと、初見の問題には対応できるはずがありません。宿題では基礎問題が中心になるでしょうから、学習した内容を活用する練習、つまりさまざまなレベルの問題演習量が不足しているのです。
 

成績が上がらない理由2

 皆さんは、「エビングハウスの忘却曲線」をご存知ですか。あるいは、それをネタに先生にプレッシャーをかけられた記憶はありませんか。
 
 簡単に言えば「人は何もしなければ忘れる」ということですが、実はこの実験は何の脈絡もない語を単純に記憶して、その後の様子を調べたものですから、勉強に当てはめるのはかなり無理があります。なぜなら、勉強では関連付けて覚えていくからです。でも、もし教わったことを単純に表層部分だけ丸暗記していたとしたら…
忘却曲線は確実に当てはまるでしょう。
 
 人は忘れる動物ですから、忘れないようにするための意識と行動が必要です。それは、「覚えるときに関連づけて覚えるようにしているか」「できるようになったことを、定期的な復習で覚え直しているか」という2点です。
 
 この2点を意識して行動しないと、学習したことが刷り込まれる前に忘れてしまいます。もちろん記憶力の差はありますが、成績が上がらない場合は、どちらかが欠けていることが多いです。
 

成績が上がらない理由3

 塾の学習進度と学校の授業進度を照らし合わせてみてください。
 
 特に個別指導を受けている場合は、「学校の授業の復習」になっているのではないかと思います。 以前当塾でも個別指導をしていましたので分かるのですが、最初は学校の先取りを行うのですが、いつの間にか(いろいろな要素があり)学校に抜かれてしまうのです。
 
 すると、塾での学習内容ができるようになったとしても、週1回程度では学校の授業に追いつけず、また学校の授業が分からないという負のサイクルから抜け出せないのです。つまり、「学校の授業が半分以上意味不明→自信を持って挙手できない→授業がつまらない→静かに聞いていてノートのとっているが頭に何も残らない」という状態です。
 
 これを断ち切るためには、どこかのタイミングで「予習」に切り替え、常に学校の先取り学習をする必要があります。数学であれば徹底的に教科書の問題を解いてから学校の授業に臨む、英語であれば教科書本文の内容・単語と文法をほぼ完璧にしてから授業に臨むというようにできたら、塾に通っているメリットを十分感じられると思います。
 
 ただし、週1回・1時間程度の授業では先取りを続けることはほぼ不可能なので、個別指導塾の場合、かなりの費用がかかると思います。
 

 家で勉強しない

 家庭でも自主的に勉強してほしいのは、全ての親の共通願望です(中学生の皆さん、分かっていますか?)。ただ、家庭は安らぐための場所ですから、成績が上昇していて、最低限度のことをやっているのであれば、黙って見ていていいと思います。
 
 「塾の課題はやっているが、それ以外は何もしない。しかも成績は横ばい」こんな時に親のイライラは沸点に達し、カミナリが落ちるのです。「必要性を感じたら黙っていても自分から行動するようになりますよ」と言われるが、それを待っていては受験に間に合わない。だから焦るのですよね。
 
 解決法は簡単です。日々やるべきことがあればいいんです。このタイプの生徒さんは、
1週間分の宿題を出されたら、前日にまとめてやるという状態でしょうから、今日やるべきことを強制力を持ってやらせるようにすればいいのです。
 
 もちろん思春期の生徒たちは、親の意見は聞きませんし、もしかしたら会話も成り立たないかもしれません(それはそれで正常だと思いますが)。ですから、ただ楽しいから通っている塾では改善するのは無理ですし、厳しいながらもしっかり信頼関係を築いている塾でないと難しいと思います。